暦の上では立冬を迎えましたが、近年は晩夏が長く、
熊本もやっと秋めいてまいりました。
愛染院の近くにある二の丸公園も、秋らしく赤色へと移ろい季節の訪れを感じます。

愛染院には樹齢300年を超える金木犀があり、こちらも開花を始めました。
地球温暖化の永享により、年々開花の時期が遅くなってるように感じますが、
懐かしくもさわやかな香りと可愛らしい小花たちは、
毎年私たちに心の安らぎを与えてくれます。
(難点は毎日の掃き掃除ですが…)

さて、少し前にはなりますが9月21日に大師会並びに彼岸会を務めました。
(真夏日の中迎えた彼岸が、今は遠い記憶のようです。)
春彼岸と秋彼岸、先祖のご供養とともに、自分を見つめなおす時間を持つことは、
日々流れの早い現代社会の中で過ごす我々が、受け継いでいきたい伝統でもあります。
お接待の精進料理には、秋らしく無花果のコンポートも添えました。

これから師走を迎えます。いよいよ1年も終わりを迎えますね。
寒さが厳しくなってきますので、皆様どうか体調にはご注意ください。

コメント