本格的な梅雨入りを迎え、じめじめとした日々が続いておりますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回は先日行った落慶法要の御礼を、この場を借りてお伝えさせていただきます。
平成二十八年四月十四日と十六日の未曾有の地震から七年、
皆様からの日々のご支援のおかげで、
五月に念願だった愛染院の落慶法要を執り行うことができました。
改めて厚く御礼申し上げます。
震災当時、倒れ掛かった本堂を前に途方に暮れていた中、
檀信徒の皆さまをはじめ、多くの有縁無縁の方々のお力添えと、御大師さま 愛染明王さまの確かなお導きで
立派な愛染院本堂を建て直すことができました。
落慶法要当日は、
真言宗僧侶
当工事の施工主 株式会社COLOR DESIGN 本田様
檀信徒様を含め、
四十名以上の方にご参列いただきました。
震災からの愛染院の復興の歩みを共に振り返り、
改めて長く苦しい日々だったと感極まる思いでした。
令和の新しい時代の愛染院を作っていくため、
この門出の日を皆様と迎えられたことは、
何事にも代えがたく幸甚の至りでございます。
この七年間とすべての皆さまに感謝いたします。
今月からは、コロナ前のように行事のお接待を再開させていただきます。
六月十五日青葉祭り 七月二十一日施餓鬼供養 九月二十一日秋のお彼岸
十二月二十一日終い弘法 一月二十一日初大師 三月二十一日春のお彼岸 の年六回です。
是非お世話になった方々への感謝をお伝えさせていただく場として、
真心をこめて執り行わせていただきます。
これからも愛染院をよろしくお願いいたします。
■完成した愛染院本堂
五色幕の五色には、それぞれお釈迦さまの体の部位が表現されています。
緑:毛髪/黄:身体/赤:血液/白:歯/紫:袈裟

■ご参列いただいた檀信徒様

■内陣の天井絵
ボランティアで十名の方に思い思いの花鳥風月を書いていただきました。
ご近隣の主婦の方や妻・恵美の職場の友人夫婦、施工主 本田様の奥様、
そしてご参列いただいた檀信徒大木戸様のお兄様。
皆様のおかげで、世界に一つだけのオリジナルの天井絵となりました。

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