先日愛染院本堂の入り口に新しい看板を設置いたしました。
看板には高野山真言宗と熊本城ゆかりの細川家の家紋を、
そして字体は私の従兄弟である書道家の
広深書道界 江上蒼龍氏が愛染院再建のお祝いにと
書き下ろしてくださいました。
職人さんの手彫りで重厚感のある仕上がりとなっており、
これからまた新しい愛染院の歴史がこの看板とともに
刻まれていくと思うと感慨深い気持ちです。
これと機を同じくして、
愛染明王様のお道具の修復も無事終わることができました。
命あるすべてのものの目を覚まさせるための五胡零、
煩悩を打ち砕くための五鈷杵、
悟りの世界へのいざないをを象徴する蓮の花、
人々を正しい道へと導く天弓と矢、
といったようにすべてのお道具にもちゃんと意味があるんですよ。
やっと本来のお姿に戻られて、
愛染明王様も安堵されていることかと思います。
熊本城の桜も葉桜が多くなり、
これからどんどん気温も上がっていくように感じられます。
皆様も体調には気をつけられて、穏やかな日々をお過ごしくださいませ。
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