愛染院本堂が完成しました。

新しい春の始まり

二月に入り、少しずつではありますが冬の寒さが和らいでまいりました。
二月の異称には有名な「如月」の他に、「恵風-けいふう-」というものがあります。
旧暦の二月は今の暦の三月頃にあたるので、
読んで字のごとく、春の恵みをもたらす暖かい風が吹き始める季節という
ところからこの異称で呼ばれるようです。

愛染院でも春の始まりの身支度を始め、
私も節分の日には八代の神晃寺で星供養(星まつり)の護摩供養を
おこなってまいりました。

星供養は真言密教において
旧暦では年の始まりとされる節分に除災招福をお祈りする仏事です。
まだ寒さの残る風を頬に感じながら、
檀家の皆様のこの一年のご無事とご多幸、
そして未だ終わりの兆しを見せないウクライナ侵攻の一日も早い終結を
ご祈祷することができました。

また二月は熊本地震の影響を受けた愛染院の落成に向け、
崩れたままになっていた石畳の工事が始まりました。


三月には新しい看板も完成予定です。
完成いたしましたら、またこのHPでご報告いたしますね。

皆様が素敵な春を迎えられることをお祈りしております。

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